直腸ポリープ
直腸粘膜上皮に生じた限局性の隆起病変であり、キノコ状の茎のある有茎性のものと無茎性のものとがあり、腫瘍性のものと非腫瘍性のものに分類されます。 肛門に近い部位では、不快感・脱出が認められる場合がありますが、ほとんどの場合は症状がありません。 腺腫性ポリープの場合、腺腫の直径が20mm以上の時は悪性化を来している可能性が高く、また絨毛腺腫は、腺腫より悪性化を来している頻度が高くみられます。 また腫瘍が大きい場合やがん化している場合は血便を伴うことが多く、潰瘍の形成が認められた場合は悪性化の可能性が高いと云われています。
初診に適した科 ⇒ [肛門科]
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