黄色腫症
皮膚の粘膜に漏れ出た脂質を組織球が貪食し、泡沫細胞として組織に存在する状態です。 原因としては、黄色腫症は次の状態で発症します。@肝・腎・膵疾患・糖尿病などに合併する二次性高脂血症 A正脂血症(高脂血症のないもの) B家族性高脂血症(フレドリクソンの1〜5型)、などです。
症状としては、、結節・発疹・扁平型などがあります。 結節性黄色腫症は、黄色から赤褐色で、皮膚から1cm以上盛り上がった結節です。高コレステロール血症に多くみられ、膝・肘・指・足趾に生じます。 発疹型黄色腫症は、1cm以下の盛り上がった丘疹が多発します。高トリグリセリド血症に合併しやすいものです。 扁平型黄色腫症は、扁平に盛り上がる黄色腫ですが、盛り上がらずに、黄色調の変化だけのものもあります。
初診に適した科 ⇒ [皮膚科][皮膚泌尿器科][内科]
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