皮膚がん
皮膚は表皮と真皮からなり、真皮では血管や神経など、更には汗腺・脂腺や毛包などの上皮成分が入り組んだ複雑な構造になっています。 表皮成分や真皮成分からも悪性のできものが発症しますが、その中でも上皮系のがんである基底細胞がん・有棘細胞がん・ページェット病が多くみられると云われています。 各症状は、下記の通りです。 T.基底細胞がん 高齢者の頭頸部、特に眼の周りや鼻・耳の周囲などに好発する黒色から灰黒色の盛り上がりで、ゆっくり増大するとともに中央が崩れて潰瘍をつくるようになります。 また、辺縁では灰黒色のつぶが首飾りのように現れるのが特徴と云われています。
U.有棘細胞がん 表皮から外側に向けて盛り上がったできもので、その表面はびらん又は厚いかさぶたに覆われます。時に盛り上がらずジュクジュクした局面となったり、あるいは、堤防状に盛り上がりその中央に潰瘍を形成することもあり、しばしば悪臭を伴います。
V.ページェット病 境界が比較的はっきりした淡紅色から褐色調、又は、びらんや粉をのせた斑状局面として現れ、時に色が白く抜けたりすることもあります。 また、進行すると斑状局面が大きくなるだけではなくその一部が硬くなったり盛り上がり、リンパ節転移や血行転移を生じる場合もあると云われています。
初診に適した科 ⇒ [皮膚科][皮膚泌尿器科]
|