化膿性関節炎
化膿性関節炎とは、関節に細菌が感染し、関節内が化膿する疾患です。そのため、症状が続くと化膿性炎症のための関節の近くの骨が破壊されてしまいます。 骨髄炎とも関係があり、骨髄炎から波及して股関節、肩関節、肘関節などが化膿性関節炎に至ることがあります。 原因としては、 骨髄炎と同じで、身体のどこかで感染した細菌が、血流に乗って関節内に入り込むことで発症します。
症状は、全身的には悪寒と発熱があり、局所では痛み、発赤、腫れ、熱感があります。 炎症が強いと全身性に発熱を起こすこともあり、時にはリンパ節も腫れます。 乳幼児期では骨髄炎が波及して、股関節、肘関節、肩関節などに発症することもあると云われています。 そのため、乳児の場合には衣類やオムツの交換時に痛がることがあるので、患部を動かさないようにします。
初診に適した科 ⇒ [整形外科]
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