睡眠相後退症候群
一度、夜型の生活をすると通常の時刻に眠りにつくことができず、決まった時刻に起床することが困難になる疾患を睡眠相後退症候群といいます。 体内時計の乱れで起こる睡眠障害(概日リズム睡眠障害)の中で、最も頻度が高いものです。 症状は、昼間の行動や精神状態と関係なく、朝方まで入眠できず、一度眠ると比較的安定した睡眠が得られ、遅い時刻まで起きられなくなります。睡眠時間帯が遅れて不規則になっている状態です。 このために定刻に登校や出社が出来ず、社会生活上の問題となります。 原因は、体温リズムやホルモンリズムが3〜4時間遅れて睡眠時間帯が遅れるためです。
10〜20代に多く、夏休みなどの長い休暇や受験勉強などによる昼夜逆転の生活が発症の誘因となります。 普通の人では、休暇後の何日かの間、朝に目が覚めず、辛く感じることがありますが、数日のうちには早くに寝つけるようになり、必要とされる時刻に苦痛なく起きられるようになります。 ところが睡眠相後退症候群では、遅れた生活のリズムを元に戻せません。
初診に適した科 ⇒ [精神科][神経科][心療内科]
|