エイズ(後天性免疫不全症候群)
エイズ(後天性免疫不全症候群:AIDS)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV―1)の感染によって引き起こされる疾患です。 HIV感染症は性感染症で、異性間あるいは男性間の性行為により感染しますが、血液を介しても感染します。 薬物中毒者の針の使い廻しで感染したり、HIVに感染した母親から出産時に新生児へ感染したりすることもあります。
HIV感染症に特徴的な症状はありません。感染成立後に起こる急激なウイルス増殖に対する免疫反応として、発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、発疹、リンパ節の腫大、一過性の末梢血リンパ球低下などの、一般的なウイルス感染症の症状を示すことがありますが、無症状のこともあります。 特徴的な所見がないことから、HIV―1に感染した事実に気がつかないことが多々あると云われています。
HIV感染症は、5〜10年ほどかけて感染者の免疫力を奪っていきます。 最終的に深刻な免疫不全に陥り、カリニ肺炎などの日和見(ひよりみ)感染症、悪性腫瘍、痴呆症状などを合併します。 免疫不全症状を示すようになった状態を、エイズ(後天性免疫不全症候群)と呼びます。 もしHIV―1に感染したのではないかと心配になったら、最寄の保健所あるいは病院に相談することが大切です。 保健所では匿名で無料の検査を受けることができます。
初診に適した科 ⇒ [内科]
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